アンパンのなかにはあんが入ってる
クリームパンの中には、もちろんクリームが入っている。
じゃぁメロンパンは?
メロンが入っているのか?否。
メロンパンにはメロンが入っていない。
それはサギではあるまいか。メロンと銘打っておきながら、メロンを入れないのは
果汁0%のメロンソーダ同等に詐欺行為も同然である。
かつてのペプシキューカンバーを髣髴とさせる。
メロンパンである。どこからどうみても、メロンパンだ。
そこへ…。
チュドーン!
メロンパンの隣に君臨する神々しい姿の物体は、メロンである。
これをみるとわかるように、隣のメロンパンが色あせて見える。
やはり、本物の前には偽者のメロンパンなどゴミ同然というわけだ。
本物のメロンというものの高級感が理解できただろう。
小麦粉と砂糖の塊など、大自然が織り成す奇跡の果実には足元にも及ばない。
似ているのは形だけである。
メロンパンから漂う安っぽさには涙を禁じえない。
しかし、今回はメロンパンを批判するためにわざわざ記事を書いているのではない。
この哀れなメロンパンに救いの手をもたらすためにやっているのである。
まず、メロンを写真のように切る。
そして切った場所に…
そおい!
メロンの中身をぶちまけてみた。
これで、ただの小麦粉の塊が奇跡の果実であるメロンとの融合を果たした。
これにより、メロンパンはただのメロンパンではなく、真・メロンパンへと生まれ変わった。
メロンのエキスをたっぷりと吸ったメロンパンは黄金に輝くかのような美しさを放っている。
できたどー!
皮の部分には本物の皮をかぶせることで、神々しさを増した。
カフェオレと真メロンパンの並ぶ朝の食卓。
さっそく、生まれ変わった真メロンパンを試食することにする。
・・・
パンがメロンエキスをふんだんにすいこんでベチョベチョになって激しく気持ち悪い。
しかもさっきかぶせた皮のせいで表面もベタベタだ。
あんなことするんじゃなかった…。
パンとメロンの食感の差に絶望しつつ、べたべたの口のなかを潤すカフェオレがおいしい。
ああ、カフェオレうまい。
とにかく、パン本来のおいしさを台無しにしているだけでなく、
メロン自体の芳醇な甘さもパンの砂糖で台無しにされている。
不協和音とはこのことだ。
これを商品化するには、メロンそのものの水分でパンをベチョベチョにしない工夫と、メロンの上品な甘さを引き立てる味付けが必要と鳴ると思う。
結論:メロンパンにはメロンいれなくて良し!





